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AI時代の人間の価値

投稿日:2025年7月15日

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本日は空き家所有者のもとへ訪問してきました。やはり、現場に出ると得られるものが違います。

「表情や声のトーン、ちょっとした間」そういったものから見えてくることがたくさんあります。

最近は日々、生成AIと向き合う時間が増えていて、その進化のスピードには驚きます。
指示一つで文章も、資料も、提案書すらもつくれてしまう。業務のかなりの部分はAIで代替可能になりつつあります。数年前までは「いつかそんな時代が来る」と言われていたことが、もう“今”になっている感覚です。1年後がどうなっているのか検討もつきません。

近い将来デスクワークの仕事の大部分は自動化されるのではないかと思います。
単純なデスクワークはもちろん、思考や文章表現もAIが一定以上のレベルで担えるになると“人間にしかできないこと”は何かを考えます。

私の中で出た一つの答えが「人と会うこと」「話を聞くこと」です。

どれだけAIが進化しても、人の気持ちを汲み取って、表情の変化を見て、その場に応じて話し方や温度感を変えられるのは人間だけです。
ノウハウや論理的に正しいことは、AIに聞いた方が早いし正しい時代になります。

人間に話すことは非効率的で非合理的な「どうでもよいこと」一択になると思います
「話してくれてありがとう」「聞いてくれてありがとう」という体験は、人と人の間でしか生まれません。

なので、あえて外に出ることにしました。
原点回帰というか、飛び込み訪問のような一見“非効率”とも思える行動に、人間の価値が詰まっています。というよりそっちのが効率的だと思いますし、今後より一層加速すると思います。

これからもAIはどんどん進化していくでしょう。
そんな時代だからこそ、人と会うことの価値は相対的に上がっていくはずです。
私自身も、現場に出て、対話して、リアルな声を聞きながら、目の前の一人と向き合うことを大事にしていきたいと思います。

効率ではなく、関係性で価値を生み出す。
それがこれからの人間の仕事の本質なのかもしれません。

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