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今だけ・金だけ・自分だけ”のツケが相続人に回る時代

投稿日:2025年6月22日

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先日、あるお客様からこんなご相談をいただきました。

 

【今となってみると
なぜ○○不動産はこんな変な建物を販売したのだろう、
なぜ親はこんな変な建物を購入したのだろう、と
複雑な気持ちになります。
結局、残った者がその後始末を強いられるのです】

 

昭和40〜50年代、不動産業界では「とにかく早く売れればいい」という考えが支配的でした。
再建築や接道といった法的な制限は後回しで、丁寧な説明や将来を見据えた設計がされていたとは言いがたい物件も多く存在します。
そして今、その“負の遺産”が相続人にのしかかってきています。

空き家、再建築不可、共有持分、老朽化した連棟住宅…。
複雑な権利や構造上の問題を抱えた不動産は、売るにも整理するにも大きな労力が必要です。
家族が住んでいない実家、将来使う予定のない不動産を、
「今はまだいいや」と先送りにしている方も少なくないでしょう。

ですが、それは「自分の代では手をつけない」というだけで、
結局、誰かが後で“高い代償”を払うことになるのです。
つまり、いまの不安を処理しないことで、その不安を未来の誰かに“相続”させてしまうということ。

私たちは、不動産のプロとして、
「今だけよければ」「お金のことだけ考えて」「自分のことだけ守れればいい」という視点ではなく、
「次の世代にとっても後悔のない選択」をサポートしたいと考えています。

相続や売却、処分に迷いがある方こそ、
少し立ち止まって、未来の視点で一度ご相談いただければと思います。