KNOWLEDGE
カテゴリー:物件選びの知識
公開日 2024年11月1日
最終更新日 2024年11月01日
「築古物件は危険」というイメージをお持ちの方も多いかもしれません。しかし、耐震基準をしっかり確認すれば、築古物件にも大きな投資価値が眠っているのです。今回は、築古物件の真の価値と、それを見極めるポイントについてお伝えします。
まず、耐震基準について理解しましょう。1981年に建築基準法が改正され、新耐震基準が導入されました。この基準を満たした建物は、震度6強~7程度の大地震にも耐えられる高い安全性を持っています。つまり、1981年以降に建てられた築古物件なら、耐震性能は十分といえるでしょう。
目次
築古物件には、以下のようなメリットがあります。
新築と比べて大幅に安い価格で取得できます。
物件価格が安いため、家賃収入との比率で高い利回りになります。
昔の物件は間取りにゆとりがあることが多いです。
短期間で多額の経費計上ができます。
すでに価値が下がっているため、今後の下落幅は小さくなります。
一方で、以下のようなデメリットもあります。
しかし、これらのデメリットは事前の調査や計画的な資金準備で対処可能です。
築古物件で投資を成功させるポイントは、以下の5点です。
目に見えない劣化もあるため、プロの診断が重要です。
新耐震基準適合は、安全性と資産価値の両面で重要です。
予想外の出費を防ぎ、適切な収支計画を立てましょう。
築古でも良好な立地なら高い需要が見込めます。
将来の売却や建て替えも視野に入れた計画が大切です。
築古物件は、見る目を持てば大きなチャンスとなります。耐震基準という客観的な指標を活用し、物件の真の価値を見極めましょう。安全性と投資価値を両立させた、賢明な不動産投資を目指してください。