コラム記事
【完全ガイド】初めての物件購入、失敗しない7つのステップ
公開日 2025年7月22日
最終更新日 2025年07月29日
タグ:不動産投資の基本初めての不動産購入は分からないことが多く、不安がつきものです。
「どんな流れになるのか」「購入した物件が使えるようになるまでいつまでかかるのか」と疑問に思うのではないでしょうか。
今回は、失敗しない物件購入の7つのステップを詳しくご紹介します。
目次
1. 目的と予算の明確化
まず、購入目的(自宅か投資か)を明確にし、無理のない予算を設定しましょう。
- 自宅用:長期的な住み心地や将来的な家族構成の変化を考慮
- 投資用:期待される賃料収入や将来的な資産価値の上昇を検討
予算設定では、物件価格だけでなく、頭金、諸経費(不動産取得税、登録免許税、仲介手数料など)も忘れずに計算しましょう。一般的に物件価格の5~10%程度の諸経費が必要です。
2. 情報収集と物件探し
ネットや不動産会社を活用し、幅広く情報を集めましょう。
- オンライン不動産ポータルサイトの活用
- 地域の不動産会社への訪問
- 不動産投資セミナーへの参加
立地、築年数、間取り、設備など、自分の条件に合う物件をリストアップします。
この段階では、できるだけ多くの物件情報を集めることが重要です。
3. 現地調査と内覧
気になる物件は必ず現地で確認しましょう。
▼チェックポイント
- 周辺環境(学校、病院、スーパーなどの利便施設)
- 日当たり、風通し
- 騒音レベル(特に朝夕の時間帯)
- 交通アクセス(最寄り駅からの所要時間、バス路線など)
- 建物の外観や共用部分の状態
内覧時は、住んでみないとわからない点も細かくチェックしましょう。
可能であれば、平日と休日の両方で訪れると、より正確な生活環境が把握できます。
4. 資金計画と融資相談
複数の金融機関で融資の事前審査を受けましょう。
▼検討すべき点
- 金利(変動金利vs固定金利)
- 返済期間
- 団体信用生命保険の有無と条件
- 繰り上げ返済の可否と手数料
自分に合った条件を比較検討することが大切です。
また、返済シミュレーションを行い、将来的な収入変動も考慮した無理のない返済計画を立てましょう。
5. 買付申込と売買契約
物件が決まったら買付申込をし、売買契約へ進みます。
▼重要なポイント
- 買付証明書の提出
- 重要事項説明の確認(建物の構造、法的規制、抵当権の有無など)
- 契約条件の確認(手付金の金額、融資特約の有無など)
重要事項説明をしっかり聞き、不明点は必ず質問しましょう。
特に、将来のリフォームや増築の可能性、管理規約(マンションの場合)などは細かく確認が必要です。
6. 住宅ローンの本審査
売買契約後、正式に住宅ローンの申込みを行います。
▼必要書類
- 本人確認書類
- 所得証明書
- 資金計画書
- 物件の概要書
審査に通れば、いよいよ購入へのカウントダウンです。
この段階で、火災保険や地震保険の加入も検討しましょう。
7. 決済・引き渡し
最終確認を行い、残金の支払いと鍵の受け取りで物件購入完了です。
▼最終確認のポイント
- 設備や内装の傷や不具合
- 付帯設備の動作確認
- 鍵の本数確認
また、引き渡し時に、確実に所有権が移転されていることを登記簿で確認することも重要です。
各ステップで専門家(不動産会社、弁護士、税理士など)のアドバイスを受けることをおすすめします。慎重に、かつ着実に進めることで、きっと理想の物件に出会えるはずです。
不動産購入でわからないことがあれば、いつでもご相談ください。みなさんの夢の実現をサポートいたします。
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