CEOBLOG
投稿日:2024年10月5日
最近「稼ぐことが全てではない」という言葉をよく耳にしますが、現実から目を背けているだけではないのかと感じます。
お金が全てではありませんが、全てのことにお金がかかります。大切な何かを守りたいときにもお金は必要です。
お金を稼ぐという行為は、決して悪いことではなく、むしろ良いことです。なぜなら、お金を稼ぐということは、誰かの課題を解決した結果にすぎないからです。誰かの困りごとやニーズに応えることで報酬を得ることができる。これほど価値のある行為を「悪」と捉える必要は全くありません。価値を提供することは社会のためにも自分のためにも良いことです。
しかし、お金で買える物質的なものにはそれほど価値をありません。車や贅沢な家、ブランド品は、一時的な満足感をもたらしてくれるかもしれませんが、それが人生の本質的な豊かさには繋がらないのです。
本当に大切なものは、時間です。時間は有限であり、全ての人が同じ時間軸で生きています。どれだけお金を持っていても、時間を増やすことはできません。しかし、お金を使うことで、私たちはその限られた時間を「買う」ことができます。例えば、家事や仕事を他人に依頼したり、タクシーを使って移動を便利にしたりすることで、余分な時間を作り出すことが可能です。
その貴重な時間は、どう使うべきでしょうか?答えは明白です。自分自身のため、そして自分が本当に大切に思う人のために使うべきです。有限な時間を、自分にとって価値のあることに費やすことが、真の意味での豊かさに繋がります。ですから、稼ぐことが大切なのは、物質的なものを手に入れるためではなく、大切な時間を手に入れるためなのです。