コラム記事
驚きの節税効果!不動産賃貸業の”意外な経費”リスト
公開日 2025年7月22日
最終更新日 2025年7月29日
タグ:大家さんと経費・税金不動産賃貸業の経費、意外と知らないものが多いのをご存知でしょうか。今回は、あまり知られていない経費の例をご紹介します。
通信費
スマートフォンやパソコンの購入代金、携帯電話料金、インターネット料金なども、不動産経営に使用する割合に応じて経費計上が可能です。
交通費・車両費
物件の管理や確認のための移動費用は経費になります。自家用車のガソリン代、駐車場代、高速道路料金、さらには車検費用なども、事業使用分は経費として認められます。
書籍代・セミナー代
不動産投資に関する新聞、書籍、セミナー参加費も経費対象です。ただし、資格取得のための費用は対象外となるため、注意を要します。
交際費
管理会社との打ち合わせでの飲食代や手土産代も、経費として認められます。ただし、個人的な飲食は対象外です。
さらに意外なのが、物件のエントランスの電気代や庭園の水道代といった共用部分の水道光熱費も、経費として計上できる点です。なお、いずれの費用に関しても、計上の際は以下の3つを押さえる必要があります。
- 領収書をしっかり保管(5〜7年間必要)
- プライベート利用分は経費対象外
- 経費として認められる理由を明確に説明できること
これらの経費を適切に計上することで、節税効果を最大限に活かすことができます。ぜひ、ご自身の不動産経営でも活用してみてはいかがでしょうか。
監修者

越川直之
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株式会社フィリアコーポレーション代表取締役の越川直之です。
当社は空き家や再建築不可物件、共有持分など、一般的に売却が難しい不動産の買取・再販を専門とする不動産会社です。
これまでに1000件以上の相談実績があり、複雑な権利関係や法的・物理的制約のある物件にも柔軟に対応してきました。
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