コラム記事

築古物件の隠れた価値!耐震基準で見極める安全性と投資価値

公開日 2025年7月22日

最終更新日 2025年07月29日

タグ:物件選びの知識

「築古物件は危険」というイメージをお持ちの方も多いかもしれません。しかし、耐震基準をしっかり確認すれば、築古物件にも大きな投資価値が眠っているのです。今回は、築古物件の真の価値と、それを見極めるポイントについてお伝えします。

まず、耐震基準について理解しましょう。1981年に建築基準法が改正され、新耐震基準が導入されました。この基準を満たした建物は、震度6強~7程度の大地震にも耐えられる高い安全性を持っています。つまり、1981年以降に建てられた築古物件なら、耐震性能は十分といえるでしょう。

メリット

築古物件には、以下のようなメリットがあります。

低価格での購入が可能

新築と比べて大幅に安い価格で取得できます。

高い利回りが期待できる

物件価格が安いため、家賃収入との比率で高い利回りになります。

広い居住面積を確保しやすい

昔の物件は間取りにゆとりがあることが多いです。

減価償却による節税効果が大きい

短期間で多額の経費計上ができます。

資産価値の下落リスクが小さい

すでに価値が下がっているため、今後の下落幅は小さくなります。

デメリット

一方で、以下のようなデメリットもあります。

  • 修繕費用がかさむ可能性がある
  • 融資を受けにくい場合がある
  • リフォーム費用が必要になることが多い
  • 入居者を集めにくい場合がある

しかし、これらのデメリットは事前の調査や計画的な資金準備で対処可能です。

ポイント

築古物件で投資を成功させるポイントは、以下の5点です。

建物の状態を専門家に確認してもらう

目に見えない劣化もあるため、プロの診断が重要です。

耐震基準を満たしているか確認する

新耐震基準適合は、安全性と資産価値の両面で重要です。

修繕・リフォーム費用を事前に見積もる

予想外の出費を防ぎ、適切な収支計画を立てましょう。

立地と需要をしっかり調査する

築古でも良好な立地なら高い需要が見込めます。

出口戦略を考えておく

将来の売却や建て替えも視野に入れた計画が大切です。


築古物件は、見る目を持てば大きなチャンスとなります。耐震基準という客観的な指標を活用し、物件の真の価値を見極めましょう。安全性と投資価値を両立させた、賢明な不動産投資を目指してください。

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