コラム記事

帳簿整理の達人へ!不動産経営で押さえるべき5つの記録

公開日 2025年7月22日

最終更新日 2025年07月29日

タグ:大家さんと経費・税金

帳簿整理は面倒だと思っていませんか?でも、適切な記録は不動産経営の要。今回は、押さえておくべき5つの重要な記録をご紹介します。これらを押さえれば、確定申告も楽々です!

収入の記録

家賃や駐車場代など、すべての収入を漏らさず記録しましょう。日付、入居者名、金額を明記。これで収支が一目瞭然です。空室期間や家賃の変動も把握できるので、経営判断にも役立ちます。

経費の記録

修繕費、管理費、保険料など、支出はすべて記録。レシートと一緒に、いつ、何の目的で使ったかメモを残すのがポイントです。経費の内訳を細かく把握することで、無駄な支出を見つけやすくなります。

固定資産の管理

建物や設備など10万円以上の資産は、取得日と金額を記録。減価償却の計算に必要不可欠です。また、修繕や更新の履歴も記録しておくと、将来の設備投資の計画に役立ちます。

借入金の記録

ローンの返済状況を把握するため、毎月の返済額と残高を記録。金利の変動にも注意を。借入金の記録は、キャッシュフロー管理の基本です。返済計画の見直しにも活用できます。

入居者情報の管理

契約書のコピーや更新履歴など、入居者に関する情報もしっかり記録。トラブル防止にも役立ちます。入居者の要望や苦情の履歴も残しておくと、サービス改善のヒントになりますよ。

これらの記録は、青色申告で最大65万円の控除を受けるためにも重要です。毎日の小さな積み重ねが、大きな節税につながるのです。

帳簿の保存期間は原則7年間。電子データでの保存も可能ですが、税務署への申請が必要です。紙の帳簿を選ぶ場合は、火災や水害から守れる場所に保管しましょう。

記帳は毎日行うのが理想的ですが、難しい場合は週1回など、定期的なタイミングを決めて行うのがおすすめです。習慣化することで、記帳の負担も軽減されます。また、これらの記録は税務申告のためだけでなく、物件の収益性分析や将来の投資判断にも活用できます。例えば、修繕費の推移を見ることで、大規模修繕のタイミングを予測したり、入居者の入れ替わり状況から物件の魅力度を判断したりすることも可能です。

不動産経営を成功に導く第一歩は、正確な記録から。面倒だと思わず、習慣づけていきましょう。

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