コラム記事

実家の整理、実は片付けなくても大丈夫?「そのまま買取」できる家の見分け方

公開日 2026年5月5日

最終更新日 2026年8月3日

監修者
越川直之

越川直之 (宅地建物取引士 / 空き家相談士)

代表ブログへ

訳アリ不動産1,000件以上の相談実績を持つ、空き家・再建築不可・長屋・共有持分の専門家。株式会社フィリアコーポレーション代表取締役。現場経験に基づき、訳アリ不動産売却の正しい知識を監修しています。

本記事のまとめ

  • アンケート調査から、約6割の人が実家に自室を残しており、それが「隠れゴミ屋敷」や空き家化を招く引き金になっている実態が分かります。
  • 実家を片付けずに手放す「そのまま買取」のメリットや、自力で整理する際の手順・費用相場が分かります。
  • 管理不全空き家」のリスクや、「片付けても解決しない家」特有の課題と見分け方が理解できます。
  • 片付けせずに手放すなら訳あり物件に強い「フィリアコーポレーション」がおすすめ!
  • 1,000件以上の相談実績を誇る空き家・長屋・再建築不可の専門家

親の高齢化や相続を機に、避けて通れなくなる「実家の片付け」しかし、自分の思い出の品だけでなく、親の大量の荷物を前に「どこから手を付ければいいのか……」と焦る方も多いはずです。

そこで本記事では、全国の男女を対象に「実家の自分の部屋の現状」や「片付けが進まない理由」を調査したアンケート結果をご紹介。

さらに、実家の整理、実は片付けなくても大丈夫?「そのまま買取」できる家の見分け方を解説します! 体力的・精神的に限界を迎える前に、まずは「そのまま手放す」という賢い選択肢がないか、一緒に確認してみませんか?

目次

実家の整理に悩む人が増えている理由

「片付けなきゃ」と思いながら、なかなか手がつけられない実家。「考えるだけでもう、うんざり…」と投げ出したくなる——そう感じているのは、決してあなただけではありません。親御さんが元気なうちに悩む方もいれば、親の死後に相続で一気に向き合うことになる方も。ここでは、なぜ実家の整理でつまずいてしまう人が増えているのか、その背景を整理します。

  • 「いつか使うかも」で物が増え続ける実家の構造
  •  整理が終わらないまま空き家になるケースが急増中

「いつか使うかも」で物が増え続ける実家の整理ができない構造

実家がなかなか片付かないのには、ちゃんと理由があります。「まだ使えるから」「思い出があるから」と、一つひとつに手が止まってしまうんですよね。しかも実家は、独立した子ども世代が置いていった荷物の”倉庫”にもなりがちです。実際、「実家に自分の部屋はまだ残っていますか?」というアンケートでは、多くの方の部屋が当時のまま残っている実態が見えてきました。

  • 調査対象:全国の30歳以上の男女
  • 調査期間:2026年4月17日~18日
  • 調査機関:自社調査
  • 調査方法:インターネットによる任意回答
  • 有効回答数:500件(男性:241人/女性:259人)

実家に自分の部屋がまだ残っていますか?

アンケートの結果、「実家に自分の部屋がまだ残っている」と回答した人は62.4%にのぼりました。実に10人中6人以上が、実家を離れた後も自分のスペースが維持されている状態にあります。一方で「残っていない」は30.0%に留まり、多くの家庭で子供時代の名残がそのまま保存されている現状が明らかになりました。

実家に自分の部屋が残っている理由

自室が残っている312名にその理由を聞いたところ、上位の結果は以下の通りとなりました

1位:帰省時の寝床(30.4%)

最も多かったのは、盆正月や連休などに帰省した際の宿泊場所として確保しているという理由でした。

【プロの見解】 帰省時の利便性を考えるのは自然なことですが、年に数日しか使わない部屋を維持し続けることは、実家全体の「管理不全」を招く第一歩になりかねません。使われない部屋は湿気が溜まりやすく、建物の劣化を早める原因となります。もし実家が将来的に空き家になる可能性があるなら、早い段階で「本当に必要な物」だけを残し、スペースを整理しておくことが重要です 。

2位:親がそのままを望んでいる(24.7%)

「子供がいつでも帰ってこられるように」という親心から、あえて手を付けずに残しているケースも目立ちます。

【プロの見解】 親心として大切にされているケースです。しかし、親が管理しきれなくなった途端、庭木が伸び放題になったり、建物が急速に傷んだりする事例を数多く見てきました 。特に「管理不全空き家」に指定されると、固定資産税が最大6倍になるリスクがあるため注意が必要です

3位:物置になっている(18.6%)

独立時に持ち出せなかったアルバムや教科書、趣味の道具などがそのまま置かれ、実質的なストレージと化している状態です。

【プロの見解】 いわゆる「隠れゴミ屋敷」化のリスクが最も高い状態です。不用品が詰め込まれた部屋は通気性が悪く、カビや腐食、シロアリ被害の原因となります 。特に古い長屋や再建築不可物件など、処分に手間がかかる不動産の場合、室内に大量の残置物があると、売却価格が下がったり、業者の買取を断られたりする要因になります 。今のうちに「丸投げ」できる体制を整えるか、少しずつでも荷物を減らしておくことが賢明です。

例えば、処分に迷うタンスに眠ったままの和服があるなら、整理の第一歩として着物買取おすすめナビなどで複数社の見積もりを比較してみるのがおすすめです。

4位:いつか戻る予感(15.1%)

「将来的にUターンして地元で暮らすかもしれない」「いつか実家を建て替えて同居・活用するかも」という緩やかな未来の予定を残している状態です。

【プロの見解】「いつか」と先延ばしにしている間に建物は急速に劣化していきます 。また、もし実家が「再建築不可(法律上の理由で建て替えができない土地)」であったり、隣家と壁が繋がった「古い長屋(連棟住宅)」であったりした場合、住宅ローンが通りにくく、一般の買い手を見つけるのが極めて困難になります 。将来の活用が現実的か、一度土地の法的な制限などを調べておくことをおすすめします。

5位:片付ける時間がない(11.2%)

自身の仕事や日々の家事・生活に追われており、実家までわざわざ足を運んで大量の荷物を整理・処分するまとまった時間が取れないという理由もありました。

【プロの見解】多忙で時間が取れない方は、問題を先送りにしがちですが、時間が経つほど状況は悪化します 。自分たちで片付ける時間がない場合は、境界の調整や残置物の処分、面倒な手続きまでをワンストップで引き受けてくれる、空き家専門の不動産コンサルタントや買取業者などのプロの手を借りるのも合理的です 。

こうして誰も物を減らさないまま、年月だけが静かに過ぎていきます。でも、ここで知っておいてほしいのは、「片付けてから考える」だけが正解ではないということ。実は不動産の売却には、荷物をそのまま残した状態で手放せる方法もあるんです。

 整理が終わらないまま空き家になるケースが急増中

「相続する予定だけど、荷物が多すぎて圧倒されてしまい、結局何もできないまま1年、2年と過ぎてしまった」——こうしたご相談は、本当に増えています。手をつけられないうちに、実家がそのまま空き家になってしまうパターンです。

空き家は、放置するほどリスクが膨らんでいきます。特に注意したいのが、自治体から「管理不全空き家」に指定されると、固定資産税の優遇が外れて税額が最大6倍になる可能性があること。屋根や外壁の傷みも進み、資産価値はどんどん下がっていきます。

実は「整理=必須」ではない。実家を片付けずに売る・引き渡すという選択肢

「不動産を売るなら、中を空にして掃除してから引き渡すのが当たり前」

多くの方が、そう思い込んでいます。でも、それは”仲介で売る場合”の話。買取なら、片付けずにそのまま手放せるんです。ここでは、その仕組みを詳しく解説します。

  • 残置物・ゴミ屋敷状態でも、そのまま買取できる理由
  • なぜリフォーム・整理をしてから売る必要がないのか
  • 引き渡し後の不具合(雨漏り・配管トラブル等)も業者側が対応する仕組み

残置物・ゴミ屋敷状態でも、そのまま買取できる理由

残置物(=家具や生活用品など、置きっぱなしになった荷物のこと)が山のようにある」「もはやゴミ屋敷状態で、とても人には見せられない」。そんな状態でも、当社ならそのまま買い取れます。

なぜ可能なのか。理由はシンプルで、当社は他社が取り組まない”訳あり案件”を専門にやってきたからです。そして、残置物撤去の専門会社やクリーニング会社と複数提携しているため、買取後に当社側でまとめて片付けを解決できる体制を整えています。

つまり、売主様が事前に何万円もかけて処分する必要はありません。荷物が残ったまま、いえ、ゴミ屋敷のままでも大丈夫なんです。「こんな状態で相談していいのかな…」とためらう気持ち、よく分かります。でも、そこで手が止まってしまうのがいちばんもったいない。どうか安心して、ありのままの状態をお見せください。

なぜリフォーム・整理をしてから売る必要がないのか

「少しでも見栄えを良くして高く売りたいから、壁紙を張り替えたりリフォームしてから売るべき?」よくいただくご質問です。結論から言うと、買取なら基本的に不要です。

というのも、当社のような買取会社や不動産投資家が物件を買う場合、買主は自分なりの活用ノウハウを持っています。民泊にするのか、単身者向けか、ファミリー向けか。エリアや狙う入居者層によって、適した内装はまったく違うんです。

そのため、売主様が良かれと思って先にリフォームしても、買主の意図と合わなければ、せっかくかけた費用が丸ごと無駄になってしまいます。だからこそ、余計なお金をかけず現況のまま引き渡すのがいちばん賢い選択なんです。手元の資金を減らさずに済むというのは、売主様にとって大きなメリットですよね。

引き渡し後の不具合(雨漏り・配管トラブル等)も業者側が対応する仕組み

「古い家を売った後、買主から”雨漏りしてた!”ってクレームが来て、修理代を請求された」

そんなトラブルが怖い、という声をよく聞きます。これは契約不適合責任(=引き渡した物件に不具合があったとき、売主が修理や賠償を負う責任のこと)と呼ばれるものです。

正直にお伝えすると、当社が専門に扱う老朽化した物件は、引き渡し後に雨漏りやシロアリ被害が見つかることが本当に多いです。実際、買取後に不具合が発覚したケースは数え切れません。

だからこそ当社は、売主様の契約不適合責任を”免責”とする条件での買取を通常としています。つまり、引き渡した後に何か問題が起きても、売主様に費用を請求することは一切ありません。売ったあとまで不安を引きずらなくていい。これも、現況買取ならではの大きな安心材料なんです。

 それでも「実家の整理をしてから売る」べきケースとの違い

ここまで「片付けなくていい」とお伝えしてきましたが、実は”整理してから売ったほうがいい”ケースもあります。大切なのは、自分の状況がどちらに当てはまるかを見極めること。仲介と買取、それぞれの前提の違いを整理します。以下の内容を解説します。

  •  仲介で高く売りたい場合は整理が必要になる
  • 買取なら「現況のまま」が前提になる理由

仲介で高く売りたい場合は整理が必要になる

「時間がかかってもいいから、とにかく高く売りたい」。そんな方には、仲介(=不動産会社に買主を探してもらう売り方)が向いています。ただしこの場合は、片付けや整理がある程度必要になります。

仲介で買うのは、多くが自分で住むための個人の方。だからこそ、買主の不安を一つずつ消しておくことが高値売却のカギになります。具体的には、隣地の所有者と立ち会って境界を確定する”確定測量”をしたり、室内の荷物を撤去したり、伸び放題の草木を刈ったり。物件の状態を良くしておくほど、買主は安心して手を挙げてくれます。

つまり仲介は、「手間と時間をかけて価値を磨き、その分高く売る」やり方。じっくり取り組める余裕がある方には、有力な選択肢です。一方で、こうした準備がどうしても負担に感じる…という方には、次にご紹介する買取のほうが向いています。

買取なら「現況のまま」が前提になる理由

一方の買取は、不動産会社が直接、売主様から物件を買い取る方法です。当社の買取は現況のまま」が大前提。測量も、残置物の撤去も、近隣へのご挨拶も、いっさい不要です。何もせずに、最短で即日の現金化も可能です。

なぜここまで割り切っているのか。それは、当社が扱う物件が”一癖ある”案件ばかりで、ご相談者の多くが深く悩まれているからです。相続、複雑な権利関係、老朽化。ただでさえ大変な状況の方に、あれもこれもとお願いするのは違う、と考えています。

だからこそ、売主様にお願いすることは極端なまでに減らし、面倒なことは全部引き受けます。「一切を丸投げしてもらってかまわない」これが買取の基本スタンスです。手離れよく、そして心の負担を軽くして手放していただくことを、大切にしています。

実家の整理を進める場合の基本ステップ(片付けたい方向け)

「それでもやっぱり、自分たちの手で片付けたい」。そう考える方のために、実家の整理をスムーズに進める”順番”とコツをお伝えします。「母が片づけられないタイプで、娘の私がやるしかない」——そんな方にこそ役立つ内容です。ポイントは、”物”より先に”人の気持ち”に配慮すること。

  • 親の気持ちを置き去りにしないための進め方
  • もめにくい場所から手をつける

親の気持ちを置き去りにしないための進め方

実家の片付けでいちばんこじれやすいのが、実は親御さんとの関係です。「もう使わないだろう」と良かれと思って勝手に処分したら、親がひどく怒ってしまい、それ以降まったく協力してくれなくなった——こんな話は、本当によく聞きます。

物には、その人にとっての思い出や誇りが詰まっています。だから、勝手に捨てるのは絶対に避けたいところ。まずは「これ、どうしようか?」と一緒に手に取りながら、親御さんの気持ちを尊重して進めるのが、遠回りのようで近道なんです。焦らず、対話を大切にしてくださいね。

【参考】片付けで出たブランド品や金・ダイヤは、プロの査定で臨時収入に!|買取本舗七福神

【参考】一軒分の家財道具をまとめて売る方法|ソレウル

もめにくい場所から手をつける

片付けを始めるとき、最初に手をつける場所を間違えると、一気に進まなくなります。ありがちな失敗が、リビングや居間など”思い入れの強い場所”からスタートしてしまうこと。一つひとつに思い出があるので、そのたびに「これは残す」「いや捨てる」と揉めて、まったく前に進みません。

おすすめは、感情が動きにくい場所から始めることです。たとえば、洗面所やトイレ、キッチンの消耗品、押し入れの奥にしまい込まれた古い日用品など。”捨てても惜しくないもの”から片付けると、目に見えて空間が広がり、作業に弾みがつきます。 思い出の品は、いちばん最後で大丈夫。順番を変えるだけで、片付けはぐっとラクになりますよ。

【参考】自分で片付けきれない大量の不用品を一括処分|エコーズ

実家の整理・処分にかかる費用の目安

「業者に頼んだら、いくらかかるの?」——相場がわからないと、ぼったくられないか不安になりますよね。ここでは、片付け・処分にかかる費用の目安をお伝えします。

  •  業者に依頼する場合の間取り別費用相場
  • 片付け費用が100万円を超えるケースと回避策

専門業者に依頼する場合の間取り別費用相場

実家の片付けや遺品整理を専門業者に頼む場合、費用は間取り(部屋の広さ)と荷物の量で、おおよそ決まります。広くなるほど作業員も時間も増えるため、料金は上がっていきます。一般的な相場の目安は、次のとおりです。

  • 1R・1K: 約3万〜8万円
  • 1DK:約5万〜15万円
  • 1LDK:約7万〜23万円
  • 2DK・2LDK:約8万〜40万円
  • 3DK・3LDK:約12万〜65万円
  • 4LDK以上:約22万〜85万円

ただし、これはあくまで目安です。荷物の量、大型家具の有無、トラックを停められるかといった立地条件で、同じ間取りでも金額は大きく変わります。実家は物が多くなりがちなので、想定よりずっと高くなるケースも少なくありません。正確な金額は、必ず複数社の訪問見積もりで確認しましょう。「無料」を強調して契約を急がせる業者や、あとから追加請求をしてくる業者には特に注意が必要です。

実家の場所に合わせて近くの優良業者を調べたいなら、不用品回収業者おすすめナビが便利です。

 片付け費用が100万円を超えるケースと回避策

実家の整理でいちばん驚かれるのが、「見積もったら、処分費用だけで100万円を超えると言われた」というケースです。大型家具が多い、生活ゴミが大量、庭や物置まで荷物がある。こうした条件が重なると、費用は一気に膨らみます。

先日も、こんなご相談をいただきました。「親の遺品整理を見積もったら100万円超と言われた。実家を売るために、手元の現金を100万円も減らしたくない。処分代を払うのではなく、逆に中身がそのまま入った状態で買い取ってもらえないか?」と。

答えは、もちろん可能です。当社は残置物ありの完全現状渡し”に対応しているので、100万円を払って片付けるのではなく、荷物ごとそのまま売って現金を受け取るという逆転の発想が実現できます。出ていくお金を、入ってくるお金に変える。これこそが、現況買取のいちばんの強みなんです。

お気軽にご相談ください

実家の整理の途中で気づく「片付けても解決しない家」のサイン

片付けを進めるうちに、「あれ、この家って片付けても売れるの?」と気づくことがあります。実は、いくら綺麗にしても資産として残せない家が存在するんです。そんな”見えにくい落とし穴”のサインを解説します。

  • 未接道・再建築不可は、片付けても資産として残せないことがある
  • 共有持分・長屋連棟は、整理の前に権利関係の確認が必要

未接道・再建築不可は、片付けても資産として残せないことがある

どんなに丁寧に片付けても、そもそも”資産として残せない家”があります。その代表が、未接道(=敷地が法律上の道路に接していない状態)や再建築不可(=今の建物を壊すと、新しく建て直せない土地)の物件です。

こうした家は住宅ローンが組みにくく、一般的な不動産会社では「扱えません」と断られてしまうことがほとんど。建て替えられないまま老朽化が進むと、最悪の場合、買取価格が0円、あるいは”お金を払って引き取ってもらう”負債になってしまうケースすらあります。

共有持分・長屋連棟は、整理の前に権利関係の確認が必要

「片付ける前に、まず確認してほしいこと」があります。それが権利関係です。特に共有持分(=一つの不動産を複数人で持ち合っているときの、あなたの持ち分)や、長屋・連棟(=隣の家と壁がつながった構造)の物件は要注意です。

共有持分は、ほかの共有者と意見が合わないと、自分だけでは売ることも活用することもできません。連棟式の建物も、単独での切り離しや解体が難しく、隣家との調整が欠かせないんです。片付けだけ頑張っても、この”権利の壁”が解決しないと前に進めません。

【弊社の実例】査定実績から見えた「実家の整理・片付けなしで買取」の実態

最後に、実際の買取事例をご紹介します。「本当に片付けなくても買い取ってもらえるの?」——その答えは、当社の実績がいちばん雄弁に語ってくれます。中には、諦められていた老朽物件がリフォームで生まれ変わった”ビフォーアフター”の事例も。以下の内容を解説します。

  • -残置物がそのまま残った状態で買取に至った実例
  • 「他社で断られた」家でも買取できた理由

 残置物がそのまま残った状態で買取に至った実例

「荷物が残ったまま買取」は、当社にとって特別なことではなく、むしろ日常です。実際の事例をいくつかご紹介しますね。

板橋区加賀のケースでは、間口1.9m・再建築不可・建物の傾きという”三重苦”の物件を、なんと居住中・残置物ありの状態のまま買い取りました。売主様は、荷物を一つも動かす必要がありませんでした。また板橋区向原では、他社が敬遠する借地権の大型長屋を、これも現状のままスピード買取しています。

共通しているのは、売主様に片付けや撤去をお願いしていないこと。残置物の撤去やクリーニングは、買取後に当社と提携会社でまとめて対応します。だからこそ、「とても人には見せられない状態で…」という方でも大丈夫。ありのままの状態を、そのままお持ちいただいて構いません。

「他社で断られた」家でも買取できた理由

「大手に相談したら断られた」「何社も回ったけど、全部ダメだった」。そんな家こそ、当社の出番です。なぜ他社で無理でも当社なら買えるのか。理由は、当社が”不動産のプロが頼るプロ”だからです。

ネット広告に強い大手買取会社や大手仲介会社が「対応できない」と判断した物件、あるいは彼らが一度買い取ったものの持て余した物件を、最終的に引き受けているのが当社です。たとえば、道路に接しておらず再建築不可だった川口市芝富士の物件はリフォーム前提で買取。違反建築で敬遠されがちな北区西ケ原の空きビルは、買い取ってリフォームし、収益物件として再生させました。

複雑な権利、法的な制約、老朽化。他社が匙を投げる条件ほど、当社は正面から向き合います。

よくある質問

  • 実家の整理をしないまま売却・買取してもらうことは可能ですか?
  • ゴミ屋敷状態や残置物が多い実家でも買取してもらえますか?
  • 整理しないで売ると、引き渡し後に何か問題が起きませんか?
  • 実家の整理は大変ですか?
  • 実家の片付けに何年くらいかかりますか?
  • 実家の整理の手順は?
  • 亡くなった親の写真の処分方法は?

実家の整理をしないまま売却・買取してもらうことは可能ですか?

はい、可能です。むしろ当社では、片付けずにそのまま手放すことを積極的におすすめしています。

実家の整理は、時間も体力も、そして気持ちの面でも大きな負担がかかります。特に相続が絡む場合は、名義変更や税金の手続き、親族との話し合いなど、本当に大切な用事が山ほどあります。片付けに何週間もかけて疲れ果ててしまうより、面倒なことは手離れよく解決して、その大切な手続きにこそ力を注いでいただきたいのです。

ゴミ屋敷状態や残置物が多い実家でも買取してもらえますか?

大丈夫です、まったく問題ありません。ゴミ屋敷のような状態でも、残置物が大量に残っていても、当社はそのまま買い取れます。

「こんな状態で相談したら、断られるんじゃないか」「呆れられそうで恥ずかしい」——そう感じて、連絡をためらう方は少なくありません。でも、どうかご安心ください。当社は他社が扱わない訳あり物件を専門にしてきたので、その手の状態は見慣れています。驚いたりはしませんので、ご安心を。

整理しないで売ると、引き渡し後に何か問題が起きませんか?

その点も、心配いりません。当社は、売主様の契約不適合責任を”免責”とする条件で買い取っています。

契約不適合責任とは、引き渡した物件に雨漏りやシロアリなどの不具合が見つかったとき、売主が修理費や賠償を負う責任のこと。通常の売買では、これが引き渡し後のトラブルの火種になりがちです。特に老朽化した実家は、あとから不具合が出やすいので注意が必要なんです。

実家の整理は大変ですか?

正直にお伝えすると、実家の整理はとても大変です。物理的な重労働に加えて、思い出の品と向き合う精神的な負担、さらに親族との話し合いまで重なります。特に一人っ子の方や、遠方に住んでいて週末しか通えない方は、負担が一身にのしかかりやすいんです。

親御さんの死後に相続で片付ける場合は、悲しみが癒えないうちに手続きに追われ、心身ともに疲れ果ててしまう方も少なくありません。「もう、うんざり」と途中で手が止まってしまった、という声も本当によく聞きます。

実家の片付けに何年くらいかかりますか?

人によって差はありますが、実家の片付けは想像以上に時間がかかります。週末ごとに少しずつ進める場合、1年〜2年かかることも珍しくなく、なかには「何年も終わらないまま」というご相談も多く寄せられます。

理由は、思い出の品で手が止まる、親御さんが片付けに乗り気でない、遠方で通う頻度が限られる、など。特に”母が片づけられない”タイプのお宅では、話し合いだけで数年が過ぎてしまうこともあります。 その間も、空き家の固定資産税や老朽化のリスクは静かに進んでいきます。

 実家の整理の手順は?

基本の手順は、大きく4ステップです。①家族で「残す・売る・処分する」の方針を決める、②感情が動きにくい場所(洗面所やキッチンの消耗品など)から片付け始める、③まだ使える”売れるもの”と処分するものを仕分ける、④残ったものを業者や自治体で処分する、という流れになります。

コツは、リビングなど思い入れの強い場所を後回しにすること。この順番を変えるだけで、ぐっと進めやすくなりますよ。

亡くなった親の写真の処分方法は?

これは、多くの方が心を痛める問題ですよね。「捨てるのは忍びないけれど、全部は残せない」——そのお気持ち、とてもよく分かります。

無理にすべてを処分する必要はありません。おすすめは、まず本当に大切な数枚だけを手元に残すこと。残りはスマホやスキャナーでデータ化しておけば、かさばらずに思い出をずっと保管できます。それでも紙のまま手放すのが心苦しい場合は、寺社や専門業者によるお焚き上げ(供養したうえで焼却してもらうこと)という方法もあります。

なお、当社の現況買取なら、写真やアルバムを含む残置物をそのまま残して引き渡すことも可能です。「気持ちの整理がつくまで急かされたくない」という方は、無理のないペースで進められる方法を一緒に考えますので、どうぞご相談くださいね。

当コンテンツの運営、執筆は株式会社フィリアコーポレーションが行っています。 詳細は、コンテンツ制作ポリシープライバシーポリシーを参照ください。

監修者
越川直之

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